言葉辞典
逆引き日本語辞典

意味から、言葉を探す。

ことわざ・四字熟語・慣用句を、
場面や感情から逆引き検索

🔍

感情、場面、教訓など自由に入力してください

今日のことわざ

古人の言葉に耳を傾ける

すべて見る

最近更新した言葉

内容を充実させた言葉から

故事成語

切磋琢磨

せっさたくま

仲間や同志と互いに刺激を与え合い、競い合いながら学問・技術・人格を高め合うこと。「切磋」は骨や象牙を切り磨くこと、「琢磨」は玉や石を削り磨くことを意味し、地道な研鑽を経てこそ輝きが生まれるという含意を持つ。一人で黙々と努力するよりも優れた仲間と互いに高め合う過程に豊かさがあるという思想を体現した言葉である。

故事成語

覆水盆に返らず

ふくすいぼんにかえらず

器からこぼれた水は二度とその器に戻せないように、一度起きてしまったことはどれほど悔やんでも元の状態に戻すことができないということ。過去の失言・別れ・失敗・壊れた信頼関係など取り返しのつかない事態に対して用いられる。後悔への戒めとして機能するとともに、過去に縛られず前を向くことを促す含意も持つ表現である。

故事成語

推敲

すいこう

詩文や文章を何度も練り直し、一語一語を吟味しながら最良の表現を追求すること。「推す」か「敲く」かという二語の選択に苦悩した詩人の故事から生まれた言葉で、今日では文章全般の校正・リライト・表現の磨き上げを広く指す。賈島と韓愈の故事が示すように、言葉一語への真摯な向き合い方は書くことへの誠実な姿勢そのものを体現する行為でもある。

故事成語

蛇足

だそく

本来不要なのに余計な付け足しをすること。なくても一向に支障がないのに加えてしまった余分なもの、あるいはその行為を指す。文章・発言・工程設計など、蛇に足を描くことでかえって完成度や本来の価値を損なう場面に広く使われる。余分を削ることで本来の輝きが戻るという逆説的な教訓を示す言葉でもあり、補足に「蛇足ながら」と断る慣用表現としても広く定着している。

ことわざ

棚からぼたもち

たなからぼたもち

努力をしたわけでも準備をしたわけでもないのに、棚の上から思いがけずぼたもちが落ちてくるように、突然予想外の幸運や利益が転がり込んでくること。偶然の幸運、いわゆる「棚ぼた」を表す表現。羨望や驚きを込めて使われることが多い。努力の結果ではない点が「果報は寝て待て」との本質的な違いであり、稀に自嘲や皮肉の文脈でも用いられる。

ことわざ

河童の川流れ

かっぱのかわながれ

水泳の達人とされる河童ですら川に流されることがあるように、どれほど熟練した名人や達人と呼ばれる人でも、油断や不注意によって思わぬ失敗を犯すことがある。得意分野であるほど慢心しやすく、その油断こそが失敗を招く。この表現は失敗に対する戒めとして使われるとともに、失敗した相手を責めずに慰める場面でも用いられる。

ことわざ

言わぬが花

いわぬがはな

すべてを言葉にして伝えるよりも、あえて口にしない方が奥ゆかしさや趣があり、相手への配慮にもなるということ。知っていても言わない、感じていても表に出さない——その沈黙の中にこそ言葉を超えた余韻と品格があるという日本的な感覚を表す。能楽の「秘すれば花なり」の美意識にも通じる表現で、情報の全開示が必ずしも最善ではないという含意も持つ。

故事成語

孟母三遷

もうぼさんせん

子どもの教育にとって、住む環境や学ぶ場所が人格形成に大きな影響を与えるということ。良い環境に身を置くことの重要性を説く故事から来た表現で、転居・学校選び・交友関係など「環境を選ぶ」という親の判断の意義を表す際に引用される。「孟母の教え」とも呼ばれ、子育てと教育は環境から始まるという普遍的な知恵を今に伝える。

言葉辞典について

日本語のことわざ・四字熟語・慣用句・故事成語を収録した逆引き辞典です。
「伝えたい意味や感情から言葉を探す」という独自のアプローチで、
ぴったりの日本語表現を見つけるお手伝いをします。

各言葉には意味・由来・例文・類義語・対義語・英訳を掲載。
日本語学習・文章表現・教育現場など、幅広い用途でご活用ください。