故事成語
孟母三遷
もうぼさんせん
意味
子供の教育環境を整えることの重要性。良い環境が人格形成に大きな影響を与えることを指す。
由来・語源
中国の『列女伝』に由来する。儒学者・孟子の母親の逸話から。はじめ墓地の近くに住んでいたため幼い孟子が葬儀の真似をするようになり、市場近くに引っ越したら商売の真似をするようになった。最終的に学校の近くに移ったら礼儀作法を学ぶようになったため、そこに定住した。子育てには環境が大切だという教訓として語り継がれる。
例文
- “孟母三遷というように、子供の教育環境には真剣に取り組むべきだ。”
- “学校区を考えて引っ越しをするのは、現代の孟母三遷だ。”
- “孟母三遷の故事を引いて、職場環境の重要性を説いた。”
類義語
環境が人を作る朱に交われば赤くなる
対義語
環境は関係ない
英訳
The importance of environment in upbringing; Mencius's mother moved three times
場面・テーマ
受験頻出スピーチ日常会話
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年