韋編三絶
いへんさんぜつ
故事成語の意味
書物を繰り返し熱心に読むこと。何度も読み返すほど本への情熱が深いことを指す。
故事の由来
中国の『史記』孔子世家に由来する。孔子が晩年に易経(周易)を読み込んだため、竹簡をつなぐ革紐(韋編)が三度も切れたという故事から。孔子は「もう少し長く生きられたら易の学問がさらに深まったのに」と嘆いたという。書物を読み尽くすほど勉強に励むことを「韋編三絶」と言うようになった。
用例
- “韋編三絶というほどその本を読み込み、内容をすべて頭に入れた。”
- “参考書が韋編三絶になるほど読み込んで試験に臨んだ。”
- “彼の蔵書はどれも韋編三絶の跡があり、真剣な読書家だとわかる。”
類義の故事成語
対義の故事成語
英語訳
Read a book so often that the binding wears out; diligent study
使うシーン
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年
関連する故事成語
切磋琢磨
せっさたくま
仲間や同志と互いに刺激を与え合い、競い合いながら学問・技術・人格を高め合うこと。「切磋」は骨や象牙を切り磨くこと、「琢磨」は玉や石を削り磨くことを意味し、地道な研鑽を経てこそ輝きが生まれるという含意を持つ。一人で黙々と努力するよりも優れた仲間と互いに高め合う過程に豊かさがあるという思想を体現した言葉である。
一を聞いて十を知る
いちをきいてじゅうをしる
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蛍雪の功
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臥薪嘗胆
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断腸の思い
だんちょうのおもい
腸(はらわた)が千切れるほど悲しく、辛い気持ちのこと。耐えがたい深い悲しみや苦悩を表す。