故事成語
糟糠の妻
そうこうのつま
意味
貧しく苦しい時代を共に過ごしてきた妻のこと。苦労を共にした妻への深い敬意と感謝を込めた表現。
由来・語源
中国の『後漢書』宋弘伝に由来する。後漢の光武帝が宋弘に「貴くなれば友を替え、富めば妻を替えるものだ」と言ったところ、宋弘は「糟糠の妻は堂より下さず(貧しい時代を共に過ごした妻は、どんなに豊かになっても家から追い出すべきではない)」と答えたという故事から。
例文
- “糟糠の妻を大切にしてこそ、人として信頼される。”
- “苦しい時代を支えてくれた糟糠の妻への感謝は言葉では言い尽くせない。”
- “成功しても糟糠の妻を忘れない人物は信頼できる。”
類義語
貧苦を共にした妻連れ添った妻
対義語
栄華の時だけ傍にいる妻
英訳
A wife who shared one's humble beginnings; a devoted wife from hard times
場面・テーマ
受験頻出スピーチ
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年