故事成語
塞翁が馬
さいおうがうま
意味
人生の幸不幸は予測できないということ。一見不幸に見えることが幸運につながったり、幸運が不幸の原因になったりすること。
由来・語源
中国の『淮南子』人間訓に由来する。北方の砦(塞)の近くに住む老人(翁)の馬が逃げた。人々が残念がると老人は「これが幸運になるかもしれない」と言った。やがてその馬が良馬を連れて帰ってきた。今度は皆が喜んだが老人は「これが不幸になるかもしれない」と言った。息子がその馬から落ちて足を骨折したが、それゆえ戦争に行かずに済んで命を救われた。
例文
- “失業したが、新しい仕事を始める機会になった。塞翁が馬だ。”
- “試験に落ちて別の道に進んだことが結果的に良かった。まさに塞翁が馬だ。”
- “怪我をして大会に出られなかったが、その間に休養が取れた。塞翁が馬とはよく言ったものだ。”
類義語
禍福は糾える縄の如し人間万事塞翁が馬
英訳
A blessing in disguise; fortunes of life are unpredictable
場面・テーマ
受験頻出スピーチ日常会話
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年