故事成語
烏合の衆
うごのしゅう
意味
規律も統制もなく、ただ集まっているだけの集団のこと。烏(からす)が集まるように無秩序に集まった人々を指す。
由来・語源
中国の『後漢書』耿弇伝に由来する。後漢の光武帝を助けた将軍・耿弇が「烏合の衆は、まともな軍隊ではない」と言ったことから。烏(カラス)は群れを作るが統制がなく、バラバラに行動することから、規律のない集団を「烏合の衆」と表現するようになった。
例文
- “寄せ集めの烏合の衆では、組織的な作戦は立てられない。”
- “反対意見を持つだけの烏合の衆では、政治的変化は起こせない。”
- “烏合の衆に過ぎなかったグループが、共通の目標を持って一致団結した。”
類義語
寄せ集め無秩序な集団
対義語
精鋭部隊規律ある組織
英訳
A disorganized mob; a rabble
場面・テーマ
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参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年