言葉辞典
四字熟語

大言壮語

たいげんそうご

四字熟語の意味

実力以上の大きなことを言うこと。できもしないことを偉そうに言うこと。

由来・語源

「大言」は大きな言葉、「壮語」は勇ましい言葉。実力が伴わない発言への批判的な表現。

用例

  • 大言壮語するだけでなく、実行に移してほしい。

類義の四字熟語

大風呂敷

対義の四字熟語

有言実行

英語訳

Big talk; empty boasting

使うシーン

言葉批判

参考文献

  • 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
  • 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
  • 三省堂編修所 編『新明解四字熟語辞典 第二版』三省堂, 2020年

関連する四字熟語

四字熟語

大器晩成

たいきばんせい

本当に大きな才能や人物は、早くに頭角を現すよりもじっくり時間をかけて大成するということ。老子の哲学に基づく言葉で、若いうちから目立たなくても将来的に大きく花開く可能性を示す。早熟な才能より時間をかけて育つ大きな器の価値を説く。「若い頃は目立たなくていい」という励ましの意味で使われることが多く、早期に結果を求める現代社会への静かな反論としての意味合いも持つ。

四字熟語

有言実行

ゆうげんじっこう

口で言ったことを必ず実行すること。言葉と行動が一致する誠実さ・責任感を表す。「不言実行」が「黙って実行する」美徳を説くのに対し、こちらは「宣言した以上は必ず成し遂げる」という意志の強さを重んじる。現代のリーダーシップ論でも評価される資質。有言実行の人は「宣言責任」を自分に課しており、言った以上は後戻りできないという心理的プレッシャーが行動力につながるとも言われる。

四字熟語

不言実行

ふげんじっこう

言葉で言わずに黙って実行すること。日本の伝統的な美徳の一つで、口先だけで何も行動しない人間より、黙って実際に動く人間を評価する価値観を表す。武士道・禅の精神とも関連し、「有言実行」と対をなす言葉。不言実行とは対照的な「有言実行」と対で語られることが多く、日本の職人や武士が体現してきた「言葉より行動」という価値観の根幹を表している。現代でも口先だけの人物への批判文脈で頻用される。

四字熟語

針小棒大

しんしょうぼうだい

小さなことを大げさに言うこと。針ほどの小さなことを棒ほどに大きく言う。

ことわざ

言わぬが花

いわぬがはな

すべてを言葉にして伝えるよりも、あえて口にしない方が奥ゆかしさや趣があり、相手への配慮にもなるということ。知っていても言わない、感じていても表に出さない——その沈黙の中にこそ言葉を超えた余韻と品格があるという日本的な感覚を表す。能楽の「秘すれば花なり」の美意識にも通じる表現で、情報の全開示が必ずしも最善ではないという含意も持つ。

故事成語

一将功成りて万骨枯る

いっしょうこうなりてばんこつかる

一人の将軍が功績を立てる陰には、多くの兵士が命を落としているということ。栄光の裏には無数の犠牲があることを指す。

慣用句

度肝を抜く

どぎもをぬく

相手を極度に驚かせること、また非常に強い驚きを受けること。予想をはるかに超えた衝撃・迫力・パフォーマンスに出会い、圧倒されるほどの驚きを表す強烈な慣用表現。良い意味(感動的な演技や美しい景色)にも悪い意味(衝撃的なニュースや突然の出来事)にも使われる。「驚く」という言葉の中でも特に強烈な驚きを指す場面で用いられる。

慣用句

鼻が高い

はながたかい

誇りに思うこと、自慢に思うこと。特に、自分の身内や親しい人の成果・成功を誇りに思う場合によく使う表現。自慢げな様子や得意顔を表す言葉でもあり、正当な誇りや名誉感を示す場合に使われる。否定的なニュアンスは薄く、他者の活躍を自分のことのように誇らしく感じる場面で多く用いられる。英語の「to hold one's head high」や「to be proud」に対応する慣用句。

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