言葉辞典
故事成語

馬脚を現す

ばきゃくをあらわす

故事成語の意味

隠していた本性や悪事・失敗が暴露されること。化けの皮がはがれて正体が明らかになることを指す。

故事の由来

中国の古典演劇に由来する。馬の役者が舞台の上で本物の馬に見せかけるために幕の中に隠れていたが、不注意で自分の足(馬脚)を出してしまったことから。転じて、隠していた本性が表れることを「馬脚を現す」と言うようになった。

用例

  • 嘘をつき続けていた彼も、ついに馬脚を現した。
  • 慎重に隠していたが、プレッシャーの下で馬脚を現してしまった。
  • 長期的には馬脚を現すことを恐れ、最初から正直に話した。

類義の故事成語

化けの皮が剥がれる本性を現す

対義の故事成語

正体を隠し続ける化けおおせる

英語訳

Show one's true colors; be exposed; the mask slips

使うシーン

受験頻出日常会話ビジネス

参考文献

  • 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
  • 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
  • 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年

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優れた才能や能力を十分に発揮すること。隠れていた能力が存分に発揮される機会を得ることを指す。

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蛇足

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本来不要なのに余計な付け足しをすること。なくても一向に支障がないのに加えてしまった余分なもの、あるいはその行為を指す。文章・発言・工程設計など、蛇に足を描くことでかえって完成度や本来の価値を損なう場面に広く使われる。余分を削ることで本来の輝きが戻るという逆説的な教訓を示す言葉でもあり、補足に「蛇足ながら」と断る慣用表現としても広く定着している。

慣用句

揚げ足を取る

あげあしをとる

相手の言葉の些細なミスや言い間違いをとらえて、意地悪く責めたり批判したりすること。議論や会話の本質ではなく、言葉のあら探しに終始する行為を指す。「揚げ足」とは相手が失敗の隙をさらした瞬間を指し、それを巧みに捕まえて攻め込む様子を表す慣用句。建設的な議論を阻む、批判的なコミュニケーションの典型として否定的に使われることが多い。

慣用句

足元を見る

あしもとをみる

相手の弱みや不利な立場につけ込んで、不当に有利な条件を押し付けること。相手の苦境や困り度合いを見透かして、値段や条件を吊り上げる行為を指す。「足元」とは比喩的に「相手が置かれた立場・状況の底辺」を意味し、そこを見透かして有利に動く様子を表している。駕籠かきが旅人の疲れ具合を見て料金を吊り上げた江戸時代の商習慣に由来する。

ことわざ

馬の耳に念仏

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いくら意見や忠告をしても、まったく効き目がないこと。聞く耳を持たない相手への徒労を表す。何度説明や説得を試みても全く届かない状況を指す。仏教で有難い言葉とされる「念仏」でさえ馬には届かないことから、どれほど誠実な言葉も理解しようとしない相手には無意味だという含意がある。繰り返し指摘しても改善が見られない場面でよく使われる。

慣用句

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見て見ぬふりをすること。欠点や過ちを大目に見ること。

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塞翁が馬

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