前後不覚
ぜんごふかく
四字熟語の意味
前後の区別がつかなくなるほど、正常な判断力を失うこと。意識が朦朧とすること。
由来・語源
「前後」は時間的・空間的な前と後ろ、「不覚」は自覚がないこと。主に泥酔や疲労困憊で使う。
用例
- “飲みすぎて前後不覚になってしまった。”
英語訳
To lose all sense of oneself
使うシーン
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 三省堂編修所 編『新明解四字熟語辞典 第二版』三省堂, 2020年
関連する四字熟語
空前絶後
くうぜんぜつご
これまでに先例がなく、これからも類例が現れないだろうほど非常にまれな事柄のこと。「空前」は前例なし、「絶後」は後例もなしを意味し、組み合わせることで前後に例を見ない唯一無二の出来事を表す。良い事柄にも悪い事柄にも使えるが、現代では主に際立った業績や出来事に使われる。「前代未聞」と似ているが、前代未聞が「聞いたことがない驚き」に重点を置くのに対し、空前絶後は「前後ともに例がない希少性」に重点を置く。
前人未到
ぜんじんみとう
今まで誰も到達したことがないこと。誰も成し遂げたことがない偉業。
目をつぶる
めをつぶる
見て見ぬふりをすること。欠点や過ちを大目に見ること。
頭を抱える
あたまをかかえる
難しい問題や困った状況に直面して、どうすればよいかわからず深く悩むこと。文字どおり両手で頭を抱えるような、深刻な困惑・行き詰まりの状態を表す言葉。解決策が見つからない焦りや絶望感を身体動作に例えた表現で、仕事・家庭・人間関係などあらゆる困難な場面に幅広く使われる。英語の「at one's wit's end(万策尽きた)」に対応する表現。
腰を据える
こしをすえる
落ち着いてじっくり物事に取り組むこと。本腰を入れること。
先憂後楽
せんゆうこうらく
人より先に心配し、人より遅れて楽しむこと。指導者・為政者は民より先に憂い、民が楽しんだ後に自分が楽しむべきだという精神を指す。
目がない
めがない
そのものが大好きで夢中であること。好きでたまらないこと。
起死回生
きしかいせい
今にも死にそうな状態から蘇らせること。転じて、絶望的な状況や危機的な局面を一気に立て直すこと。ビジネスの経営危機、スポーツの試合での逆転、病気からの回復など、広く用いられる。「逆転の一手」「土壇場の大逆転」に近いニュアンスを持つ。「一矢報いる」「起死回生の一打」などの慣用表現としても使われ、劇的な逆転を形容する語として定着。逆境の中でこそ発揮される力を称える意味でも多く使われる。