言葉辞典
慣用句

目がない

めがない

慣用句の意味

そのものが大好きで夢中であること。好きでたまらないこと。

言葉の成り立ち

辞書は「夢中になって思慮分別をなくすほど好き」という意味と、1704年の初出例を載せる。「目がなくなり他が見えない」ことを歴史的な由来とする説明は今回の資料では確認できない。由来は未詳。

用例

  • “彼女はスイーツに目がない。”

似た慣用句

大好き目が中になる

英語表現

To have a weakness for; to be crazy about

使う場面

好み日常

参考文献

このページで確認した資料

意味・由来の記述は、次の資料を照合して編集しています。

編集の基本参考文献

  • 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
  • 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
  • 米川明彦・大谷伊都子 編『日本語慣用句辞典』東京堂出版, 2005年

関連する慣用句

慣用句

目をつぶる

めをつぶる

見て見ぬふりをすること。欠点や過ちを大目に見ること。

四字熟語

前後不覚

ぜんごふかく

前後の区別がつかなくなるほど、正常な判断力を失うこと。意識が朦朧とすること。

慣用句

気が気でない

きがきでない

心配で落ち着かないこと。気になって仕方がないこと。

四字熟語

暗中模索

あんちゅうもさく

手がかりが掴めず、見通しが立たないまま試行錯誤を繰り返すこと。暗闇の中で手探りする様子を比喩にした表現で、問題の解決策や方向性が見えない状況でも諦めずに探し続けることを表す。必ずしも否定的な意味ではなく、粘り強い探索の姿勢を指すこともある。「五里霧中(ごりむちゅう)」も類似した状況を表すが、こちらは方向性が全く見えない混乱状態に近く、暗中模索はより積極的な探索の意味合いが強い点で異なる。

ことわざ

目は口ほどにものを言う

めはくちほどにものをいう

目つきや表情は、口で言う言葉と同じくらい気持ちを伝えるものだということ。

四字熟語

五里霧中

ごりむちゅう

方向が分からず見通しが全く立たないこと。どうしてよいか分からない状態。

慣用句

目から鱗が落ちる

めからうろこがおちる

あることがきっかけで急に物事の真相や本質が理解できるようになること。今まで見えなかった真実が突然明らかになる体験を指す。何かを教わったり気づかされたりして、それまでの思い込みや誤解が一気に解けた瞬間に使う表現。「目から鱗が落ちた」と過去形でも使われる。単に「知識を得た」だけでなく、視野や認識が根本から変わったような発見の感覚が含まれる。

慣用句

言わずもがな

いわずもがな

「言わずもがな」は、言う必要がないほど明らかなこと。また、かえって口に出さないほうがよいことを指す。「彼の経験は言わずもがな」なら当然の前提として添えるが、「言わずもがなの一言」なら余計な発言の意味だ。「言うまでもない」は前者に限られ、「言わぬが花」は後者の沈黙をよしとする。迷ったら、文の後ろに「もちろん」が入るか、「言わなければよかった」が入るかで二つの用法を読み分ける。

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