時は金なり
ときはかねなり
ことわざの意味
時間はお金と同じくらい貴重なものだから、無駄にしてはいけないということ。
言葉の由来
ベンジャミン・フランクリンの"Time is money"の和訳として広まった。
使い方の例
- “会議が長引いている。時は金なりだ、要点をまとめよう。”
似たことわざ
英語の表現
Time is money.
使う場面
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年
関連することわざ
沈黙は金
ちんもくはきん
黙っていることは金のように価値がある。余計なことを言わない方がよいということ。
急いては事を仕損じる
いそいではことをしそんじる
何事も焦って急ぐと失敗しやすいということ。急ぎすぎると注意力が散漫になり、手順を飛ばしたり確認を怠ったりして、かえって手直しや取り返しに時間がかかってしまう。「急いては」は「急いで行動すれば」という仮定の表現、「仕損じる」は「やり損ねる・失敗する」の意。物事に落ち着いて取り組むことの大切さを説く、日本の代表的なことわざのひとつ。
光陰矢の如し
こういんやのごとし
月日の経つのは矢が飛ぶように早いということ。時間の貴重さを説く。
早起きは三文の徳
はやおきはさんもんのとく
早起きをすると何かしらよいことがあるということ。
一諾千金
いちだくせんきん
一度した約束は必ず守ること。一度の承諾が千金に値するほど重みがあることを指す。
手を抜く
てをぬく
いい加減にやること。本来やるべき手順や努力を省略すること。
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
わずかなものでも、積み重なれば大きなものになるということ。小さな努力・節約・積み立てを継続することの大切さを説く。毎日の些細な行動でも長く続ければ大きな成果を生むという教えで、貯蓄・学習・訓練など、地道な継続を励ます文脈でよく使われる。小さなことを軽視しないよう促す意味合いも含み、日々の習慣の力を示す表現。
足元を見る
あしもとをみる
相手の弱みや不利な立場につけ込んで、不当に有利な条件を押し付けること。相手の苦境や困り度合いを見透かして、値段や条件を吊り上げる行為を指す。「足元」とは比喩的に「相手が置かれた立場・状況の底辺」を意味し、そこを見透かして有利に動く様子を表している。駕籠かきが旅人の疲れ具合を見て料金を吊り上げた江戸時代の商習慣に由来する。