故事成語
一諾千金
いちだくせんきん
意味
一度した約束は必ず守ること。一度の承諾が千金に値するほど重みがあることを指す。
由来・語源
中国の『史記』季布列伝に由来する。楚の季布は一度引き受けたことは必ず実行する人物として有名で、「黄金百斤を得るより、季布の一諾を得よ(得黄金百斤、不如得季布一諾)」という言葉があったことから。約束を守ることの重さを表す故事として広まった。
例文
- “一諾千金の精神で、どんなに困難でも約束は必ず守る。”
- “彼は一諾千金の人物だから、言ったことは必ず実行する。”
- “ビジネスにおいて一諾千金の信頼関係を築くことが最も重要だ。”
類義語
約束を守る信義を重んじる
対義語
約束を破る言行不一致
英訳
A promise is worth a thousand gold; one's word is one's bond
場面・テーマ
受験頻出ビジネススピーチ
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年