言葉辞典
慣用句

胸を張る

むねをはる

慣用句の意味

自信を持って堂々とすること。誇りを持つこと。

言葉の成り立ち

胸を張って堂々とした姿勢を取る所作から。

用例

  • “胸を張って言える仕事をしたい。”

似た慣用句

堂々とする

対になる慣用句

肩身が狭い

英語表現

To hold one's head high

使う場面

自信誇り

参考文献

  • 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
  • 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
  • 米川明彦・大谷伊都子 編『日本語慣用句辞典』東京堂出版, 2005年

関連する慣用句

慣用句

鼻を折る

はなをおる

得意になっている人や傲慢な人の自尊心を打ち砕き、高飛車な態度を矯正すること。驕り高ぶった者を一撃で謙虚にさせる行為を指す表現。「鼻」が自尊心・誇りの象徴であることから、その鼻を「折る」ことで相手の驕りや慢心を打ち砕くイメージ。英語の「to take someone down a peg or two(上から引きずりおろす)」に対応する。「鼻が高い」と対照的な関係にある慣用句。

慣用句

鼻が高い

はながたかい

誇らしい、得意だという気持ちを表す言い方。精選版日本国語大辞典は「得意なさま」「誇らしい」と並べて「自慢らしい」も語釈に挙げており、自慢げに響く含みが消えない語でもある。辞書が引く古い用例は自分自身が得意になる場面のものだが、身内や教え子、母校といった近しい相手の成果を我がことのように喜ぶ場面でも使う。自分のことに使うか身内のことに使うかで受け取られ方が変わる語なので、そこは意識して選びたい。顔立ちをいう「鼻が高い」は別の語義で、辞書も分けて立てている。

慣用句

腰を据える

こしをすえる

落ち着いてじっくり物事に取り組むこと。本腰を入れること。

四字熟語

大言壮語

たいげんそうご

実力以上の大きなことを言うこと。できもしないことを偉そうに言うこと。

慣用句

胸を撫で下ろす

むねをなでおろす

心配していたことが解決して安心すること。ほっとすること。危険や困難が去って、緊張がほぐれた瞬間の安堵感を表す。試験の合格、病気の快復、事故の回避など、心配事が無事に解決したときに使う表現。「胸をなでおろした」と過去形でよく使われる。危険が完全に去ったことを確認してから使う表現なので、まだ不安が残る状況には使わない。

慣用句

肩を持つ

かたをもつ

一方の味方をすること。ひいきにすること。

四字熟語

泰然自若

たいぜんじじゃく

物事に動じず、落ち着いているさま。とくに予想外の出来事や危険に直面しても、あわてず平常の判断を保つ様子をいう。声を荒らげず表情を変えないことだけでなく、状況を見て必要な対応を続ける場面にも使う。気にかけない、何もしないという意味ではなく、心や態度を乱さず対処する姿勢を表す。準備や時間にゆとりがある状態とは違い、心や態度が乱れない点に焦点がある。

四字熟語

傲岸不遜

ごうがんふそん

おごり高ぶって人を見下し、へりくだる気持ちがないこと。

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