言葉辞典
四字熟語

自給自足

じきゅうじそく

四字熟語の意味

必要なものを自力で生産・調達し、外部の支援や輸入に依存しないこと。農業では自分の食料を自分で作ること、国家レベルでは食料・エネルギーなどの自国生産率を指す。個人の哲学として「足るを知る」自立した生活スタイルを表すこともある。日本語の「足るを知る」や老子の「知足者富」(足るを知る者は富む)に通じる生き方の哲学とも重なる。持続可能な社会を目指す現代の潮流とも親和性が高い語。

由来・語源

「自給」は必要なものを自分で供給すること、「自足」は自分で足りることをいう。国語辞典は1919年の用例を挙げる。これは早い使用例の記録で、語の実際の成立時期を示すとは限らない。確認した辞書資料では成立の経緯を特定できず、由来は未詳。

用例

  • “山奥の集落では、今でもほぼ自給自足の生活が続いている。”
  • “家庭菜園で野菜を育て、自給自足に少し近づいた気がした。”
  • “食料自給率の低さが問題とされる日本では、自給自足の体制強化が課題だ。”
  • “電力の自給自足を目指して、屋根にソーラーパネルを設置した。”
  • “戦時中の農村は自給自足に近い形で食糧を確保し、都市部に送り出していた。”

類義の四字熟語

自立(じりつ)自力更生(じりきこうせい)食料安全保障完全自立

対義の四字熟語

依存(いぞん)輸入依存分業(ぶんぎょう)

英語訳

"Self-sufficiency." / "Living off the land."

使うシーン

農業経済環境日常会話

参考文献

このページで確認した資料

意味・由来の記述は、次の資料を照合して編集しています。

編集の基本参考文献

  • 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
  • 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
  • 三省堂編修所 編『新明解四字熟語辞典 第二版』三省堂, 2020年

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