故事成語
臥薪嘗胆
がしんしょうたん
意味
将来の成功のために、苦しい境遇に耐えて努力し続けること。復讐や目標達成のため辛苦に甘んじることを指す。
由来・語源
中国の『史記』越王勾践世家と『十八史略』に由来する。春秋時代、越王勾践は呉王夫差に敗れ屈辱的な生活を送った。一方の夫差は父の仇を忘れないよう薪の上に寝て(臥薪)身を苦しめた。勾践は敗北の屈辱を忘れないよう食前に苦い胆嚢を嘗めた(嘗胆)。両者が復讐と奪還を誓った故事が合わさり「臥薪嘗胆」となった。
例文
- “臥薪嘗胆の末、ようやく事業を立て直すことができた。”
- “リストラされた後、臥薪嘗胆で資格を取り直して再就職を果たした。”
- “敗北した後の臥薪嘗胆があってこそ、チームは翌年優勝できた。”
類義語
雌伏忍耐
対義語
安穏享楽
英訳
Endure hardships for future success; suffer to take revenge
場面・テーマ
受験頻出スピーチビジネス
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年