故事成語
画竜点睛
がりょうてんせい
意味
物事を完成させるための最後の大切な仕上げのこと。また、文章や話に最も重要な部分を加えて生き生きとさせることを指す。
由来・語源
中国の唐代の張彦遠が著した『歴代名画記』に記された故事に由来する。南北朝時代の梁の画家・張僧繇が金陵の安楽寺に竜を描いたが、目(睛)だけ描かなかった。なぜかと問われ「点睛すれば飛び去ってしまう」と答えた。人々が信じなかったため点睛したところ、その竜は雷鳴とともに壁を破って天に飛び去ったという。
例文
- “プレゼンのラストに感動的なエピソードを加えたのが画竜点睛となった。”
- “その一言が画竜点睛となり、スピーチ全体が締まった。”
- “細部へのこだわりが画竜点睛となって、作品を完璧なものに仕上げた。”
類義語
仕上げ掉尾を飾る
対義語
蛇足画蛇添足
英訳
The finishing touch; the crowning touch
場面・テーマ
ビジネス受験頻出スピーチ
参考文献
- 新村出 編『広辞苑 第七版』岩波書店, 2018年
- 松村明 編『大辞林 第四版』三省堂, 2019年
- 尚学図書 編『故事ことわざ辞典』小学館, 2012年